箱根元宮より神山を臨む
想いだされるは太古の記憶
創造の源より一条の光降り
微細なる響きとともに生まれゆく渦
広がりゆく渦は螺旋となり
縦と横の美しき十字の模様を描く
その響きは永い永い氣も遠くなるほどの歳月を経て
凝縮したエネルギーは
その極みへと向かう
ビッグバン
宇宙の誕生
銀河が生まれ太陽系が生まれる
その中にひときわ輝く生まれたての地球の姿をみる
青く輝く美しき星
「すばらしい世界にしよう」
創造の御心はただただ響き続ける
呼応した神々が地球へと降り立ち
創られしすばらしい世界
神々の心にふと動いた闇
生じた歪み
やがて世界は混沌へと向かう
美しい青き星はさまざまな色に染まり
刻々とうつろいゆく
さらに時は流れ
ずっと響いているのは、ただ
「すばらしい世界にしよう」
再びすばらしい世界へと向かう虹の架け橋
太古の記憶を紐解き
魂の響きに氣付けし者たち
光の柱となりて虹の架け橋となる
「再び、すばらしい世界にしよう」
創造の御心は響き続ける
そして世界は完結へと向かい
新たなる宇宙の誕生へと向かう
目の前で展開していく絵巻物のように
紐解かれていく太古からの記憶をみた